ふとした時に目に入る手は、印象を大きく左右する大事なパーツです。
しかし、毎日の水仕事や乾燥でガサガサになっていたり、荒れてしまいやすいパーツでもありますよね。
そんな時は、普段のケアに加えてスペシャルケアで、すべすべで滑らかな理想の美しい手に導いていきましょう。
まずは基本のハンドクリームの塗り方をおさらい
ハンドクリームを使ってハンドケアを行っている方は多いと思いますが、ついついさっと塗るだけになってはいませんか?
ハンドクリームも、正しく丁寧に塗ることで、その保湿効果と美容効果をより高めていくことができますよ。
まずは、手とハンドクリームを温めて滑りをよくしておきます。
ハンドクリームは、人差し指の第一関節が適量になるので、覚えておきましょう。ハンドクリームを手の甲に出したら、指は閉じたまま甲から指先へと滑らせていきます。
次に、指と指をからませるようにしてなじませていきます。
そして指一本一本をつまむようにしながら、丁寧に根元から指先までハンドクリームを浸透させていきましょう。
爪の周りなど細かい部分は、指先を使って円を描くようにくるくるとなじませていくと効果的です。
時間があるときは、ハンドクリームを使う前に、化粧水を使って潤いを浸透させ手から使うとさらに効果が高まりますよ。
ハンドクリームを選ぶときも、保湿効果のあるものやひびやあかぎれを修復できるもの、角質を柔らかくできるものなどを選んで使い分けましょう。
香料や保存料、特にアルコールは刺激が強いため肌荒れがひどいときは避けていきましょう。

ハンドマッサージで血行促進
ハンドマッサージは、手の血行を促進していき、手の隅々に栄養をいきわたらせていくことができます。
また、普段ハンドクリームを塗る時間よりも丁寧に時間をかけて浸透させていくことができるので、高い保湿効果も期待できますよ。
爪のがさつきやささくれ、指の節が目立つなどの悩みも解消し、透明感も生まれます。
まずは、クリームを普段より少し多めにとり手になじませていきます。
手を組み、手首を回していきましょう。
次に、親指と人差し指の間のくぼみにあるツボをやさしく刺激していきましょう。
指をつまみ、軽く指圧しながら指先に向かって引っ張り上げましょう。
指にはたくさんのツボがあるので、ハンドクリームをなじませるようにしながら刺激し、指のシワにもクリームをなじませていきましょう。
最後は、手首をグイっと気持ちがいいくらいにそらせれば完成です。
手にもスクラブケアで透明感のある肌を手に入れよう
ハンドスクラブは、ボディスクラブよりも粒子が小さく、手の肌の古い角質や細かいささくれなどをやさしく除去していくことができます。
お風呂上りなど血行が良くなっている時に使うと、より効果的に古い角質を除去していくことができますよ。
角質を除去していくことで肌は透明感がアップし、さらに浸透力も高まるので、その後の保湿をは丁寧に行ってくださいね。
ハンドスクラブも種類が豊富で、美容成分や保湿成分が含まれているもの、手洗いの時に少量混ぜて使うことができるものもあります。
身近なもので代用もできるハンドパック
ハンドパックは高い保湿効果だけでなく、角質を柔らかくしてゴワゴワになっている手の肌も柔らかく滑らかに仕上げていくことができます。
また、浸透力も高めていくことができるので、美容成分を浸透させ美白効果などの効果も期待できます。
顔用のパックを、サイズに合わせて切って手に貼って使うこともできます。
また、ティッシュに切れ込みを入れて指をくるむようにサイズを合わせ、その上にたっぷり化粧水をしみこませるだけでも効果的です。
パックは5分ほど放置して、その後上からハンドクリームなどを塗って乾燥を防ぎます。
顔のパックと同様に、保湿を高めようと長時間パックをすると、かえって水分が蒸発してしまうこともあるので気を付けましょう。
手先まで美しく見せてくれるネイルオイル
ハンドケアを行う際は、爪のケアも徹底的に行いましょう。
毎日ジェルネイルやネイルを行っている方は、特に爪もボロボロになりやすいので、きちんとケアをして行く必要があります。
ネイルオイルは、爪の根元の甘皮の乾燥を防ぎ、さらに美容成分が爪に必要な栄養を補い健康的な爪を育てていってくれます。
ハンドクリームを使用する前に、爪の甘皮の部分にネイルオイルを付けて、指の腹でくるくるとマッサージをするように爪の根元や側面になじませていきましょう。
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