寒~い冬になると、手足の先端が冷えてつらい「冷え性」が発症する人が増えます。特に女性に多く、手足の先だけでなく、関節も痛くなることがありますよね。
そんな冷え性でもお風呂にゆっくり浸かるとマシになったという経験はありませんか?では、お風呂上り15分くらいで湯冷めしてしまって、また手足が冷たくなったことは?
そこで、冷え性に悩む女性に、冷え性を改善するための入浴剤をご紹介します。入浴剤を使うことでリラックス効果だけでなく、ぬるま湯でもたっぷりの汗をかくほど体を温める効果が期待できますよ!
生薬の成分が体を温める
入浴剤もさまざまです。しっかりと体を温める成分が入っているものもあれば、香りと色付けがされているだけで、普通のお風呂と変わりないものもあります。
せっかく選ぶなら、発汗作用のあるものを選びましょう!特におすすめしたいのが「生薬」という成分が入った入浴剤です。生薬とは薬の効果を持つ植物などから、有効成分を精製しないで、体質の改善を目的として使う薬のことです。
食べ物やお薬、化粧品などにも使われていますが、入浴剤の成分表を見ると「生薬」と記されていないこともあります。そのときは以下の生薬が書いてあるか確認してみてください。
- 大茴香(ダイウイキョウ)
- 生姜(ショウキョウ)
- 艾葉(ガイヨウ)
- 紅花(コウカ)
- 唐辛子(トウガラシ)
数多くの生薬の中でも、これらは特に体を温める効果が高い生薬です。逆に言うと、生薬が入っていないとあまり温まらない普通のお風呂とほぼ同じだと言えますね。
おすすめの入浴剤はコレだ!
いろいろな種類の中でも、有名な入浴剤は「バブ」ではないでしょうか。しかし、バブの成分を見てみると生薬が入っていないことがわかります。安くて、香りや色でリラックスできても、冷え性は改善できません( ;∀;)
私が実際に使ってみて、おすすめしたいのは「生薬のめぐり湯」です。先ほど紹介した5種類の生薬が全部入っていて、温浴効果がダントツに高い!ぬるま湯で半身浴をしていましたが、汗がポタポタ止まりませんでした!
お風呂上り1時間経過してもぽかぽか体が温まっていました。そのまま暖かい状態で寝たためか、朝までぐっすりと眠ることができたのは嬉しかったです(^^♪
なぜ生薬が冷え性に効くの?
「体を温める」ことが大切だと説明してきました。それは冷え性の改善のために大切なことだからです。
冷え性の「手先が冷たい」「関節が痛い」というのは、体温が低いから起こること。体温が低いと血流が悪くなり、体全体に血液が行き渡りません。その結果、手先が冷たくなり、関節が痛くなるのです(-_-;)
女性は子供を産みますから、生物学的にも体温の高い状態を維持しなければいけません。生薬には発汗作用、血流促進、保湿効果の他にも、精神安定効果もありますから、冷え性を改善したい人に使ってほしいです。
特に湯冷めしないというところに注目してほしいです。湯冷めすると、せっかく温まった体も冷え性に逆戻りですから、湯冷めしないことは重要です。そのためにも、お風呂上りにはきちんと暖かい服を着て過ごすようにすることも大切です!
生薬成分が入った入浴剤で冷え性を改善していきましょう!