ふとした瞬間に、自分の口臭が気になることってありますよね。自分のニオイは普段、なかなか気づかないものなので、特別対策を行っていない人も多いかもしれません。そんな人は、知らず知らずのうちに周りに迷惑をかけているかも…?
口臭の原因はいろいろありますが、生活習慣に理由があることもあります。「もしかして、私の臭いかな?」と気になる人は一度生活習慣をチェックしてみましょう。
口臭予防のための生活習慣とは
口臭予防のための生活習慣として、ポイントを握っているのが「唾液」です。
唾液は口内を殺菌する作用も持ち合わせています。そのため、唾液の分泌が少ない人は雑菌が繁殖しやすくなり、口臭がひどくなりやすいんです。
また、口内が乾燥すると唾液も少なくなってしまいます。ですから、口内が乾燥しないように努めることが、結果的に口臭予防になります。
このポイントをおさえながら、具体的に生活習慣で口臭にNGな行為について、確認してみましょう。
しっかり噛まずに食べること
唾液の中には自浄作用や殺菌作用があり、唾液のおかげで口の中は清潔に保たれています。
しかし、食事の際に噛む量が少ないと、唾液は十分に分泌されず、口の中がどんどん汚くなり口臭を招く原因につながります。
食事はゆっくり噛む量を意識して食べ、さらに食物繊維など、より歯ごたえのあるものをチョイスすることもおすすめです。
睡眠不足
睡眠不足も、同じく唾液の分泌の妨げとなってしまいます。
また、睡眠不足からくるホルモンバランスの乱れも、口臭の原因になりかねません。
睡眠不足が続くと体を十分に休めることができず、疲労がたまり免疫力が落ちます。免疫力が落ちると口の中の細菌が繁殖しやすくなり、それも口臭の原因に・・・
早寝早起きで7~8時間の睡眠を目標に規則正しい生活を心がけ、ホルモンバランスを整え体を休めるように気をつけてみましょう。
刺激の強いものは避ける
ニオイの強いものを食べた後は口臭が気になるのは当然かもしれません。しかし、単ににおいが強い食品だけでなく、コーヒーやアルコールなどにも注意が必要です。
ニラやニンニクなどの刺激の強いものは、体に吸収されてそれが口臭になることもあります。
また、コーヒーは口の中を酸性にして雑菌の繁殖を促し、唾液の分泌も抑える特徴があります。アルコールを肝臓が分解する成分は強いにおいを発し、それが口臭の原因につながります。
口臭が気になるときは、このような刺激が強い食べ物や飲み物は避けるようにしましょう。
口の中が乾燥している
気づくと口が空いているような癖がある方は、口の中が乾燥しやすく、口の中が乾燥すると雑菌も繁殖し口臭が悪化してしまいます。
鼻呼吸を意識したり、マスクをして改善していきましょう。
また、鼻炎や蓄膿症などを患っている人は、口呼吸になっていることが多いので、口臭が悪化しやすくなります。これらの症状を治すことも口臭対策の一つの方法となります。
朝食を食べない
私たちが寝ている間には、口の中の雑菌はかなり繁殖してしまいます。
そして起きて朝食を取らないと、その分唾液の分泌は減り、口の中が乾燥しますます雑菌を繁殖させる結果に。
また空腹による生理的口臭も引き起こすことがあります。ですので、簡単なものでもかまわないので、朝起きたら外出するまでに何か口にする習慣をつけましょう。
気になる人は口臭サプリもおすすめ
それでもやっぱり自分の口臭が気になるという人は、口臭サプリを試してみるのもおすすめです。
口臭サプリには、殺菌はもちろん、腸内環境を整えて口臭の原因を取り除くことを目指しているものが多いです。また、定期的に利用することで、ローズ系やジャスミン系の香りが漂うものもあります。自分の好みに合わせて選ぶと良いですね。
バラの吐息「クリスタル・ローズ」
ブルガリアにある通称「バラの谷」で栽培される「ダマスクローズ」から抽出したローズオイルを使用。エチケット対策やリフレッシュとして、ローズの吐息を身につけてみたい人に人気です。
レディースジャスミン
口臭対策サプリとしては珍しいジャスミン系です。対処が難しい根本的なニオイの原因をシャットアウトすることを目指して、臭い対策成分やスッキリ成分で構成されています。