体臭がきつくなる原因と対策

体臭がきつくなる原因と対策

春の訪れと共に、一日が段々と暖かくなってきましたね。さらに、もうしばらくしたら初夏の足音が聞こえてくるでしょう。ワクワクする季節であると同時に、汗をかきやすい季節でもあります。特に、梅雨の時期の満員電車などは湿気も多く、汗が中々乾きません。

そのため、多くの方が体臭を気にするのではないでしょうか。

今回は体臭がどこから来ているのか、ということから体臭がきつくなる原因、その対策をご紹介したいと思います。

そもそも体臭とは?

体臭がきつくなる原因と対策
 
はじめに、体臭の予備知識を身につけましょう。体臭は何故発生するのか、そしてなぜ時に不快感を与えるか、それぞれ解説します。

体臭は誰にでも発生する

 
体臭とは、体から発せられるにおいです。それは汗が原因であったり、腸内で吸収したものが原因であったり、あるいは臓器の不調でもあったりと、実に様々な原因があります。

ですから、人間は誰しも多かれ少なかれ、体臭が発生しています。

また、「におい」は人間の本能と強く結びついている、と言われています。我々の遺伝子には「HLA」という、においの元となる情報が含まれています。それは免疫情報であり、異性間ではこの「HLA」が離れているほど良いにおいだと感じ、そのにおいに惹かれるのだそうです。

こういった面からも、体臭は大切な役割を果たしているのです。

なぜ体臭が「不快」だと感じるのか

 
では、なぜ不快に感じるのか。それは、汗が直接の原因ではなく、それらと結びつく雑菌や皮脂のせいです。

汗は最初無臭であり、時間が経つと皮膚の雑菌や垢と合わさっていわゆる「汗のにおい」になるのです。汗は放っておくとどんどん雑菌も増えますし、酸化が起こるためにおいがきつくなっていきます。そのため、ある段階から「くさいな」と感じるようになる、ということなんですね。

体臭をきつくさせる原因

体臭がきつくなる原因と対策

体臭が「くさい」と感じるのは、雑菌や皮脂のせいだと分かりました。では、汗自体に原因は全くないのか、というと、そういうわけでもありません。

人間の汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の二種類があります。エクリン腺は全身に存在し、アポクリン腺はわきの下、性器周辺に存在します。

このうち、エクリン腺から排出される汗は99%が水分で、においはそれほどありません。ただし、時間が経過すると雑菌、皮脂と結びつくので、まったくにおわないとも言い切れません。

それに対し、アポクリン腺から排出される汗はタンパク質、脂質、脂肪酸などを含有しており、独特のにおいを放ちます。実はこのにおいこそフェロモンの元なのですが、残念ながら「くさい」と思われやすいのも事実。エクリン腺から出る汗とは違い、ベタッとしているのもアポクリン腺の汗の特徴です。

さらに、肉類や脂質など偏った欧米系の食事ばかりをしていると、分泌される皮脂も変わってきます。動物性の脂肪酸はにおいの強い汗を生み出しますし、皮脂腺やアポクリン腺も過剰に刺激するため、悪臭の原因になりやすいんですね。

つまり、体臭がきつくなるプロセスには

  1. 汗や皮脂が分泌される
  2. 雑菌と皮脂と結びつく
  3. 時間が経つと、徐々に不快なにおいを生み出す
  4. 運動不足やストレス、食生活の偏りで、汗や皮脂が悪い方へ変わる
  5. 悪い汗、皮脂と雑菌が結びついて、さらに不快なにおいになる

という段階があります。もちろん、体臭と一口に言っても様々なので断定はできませんが、およそこのような感じだといえるでしょう。

体臭を抑えるための対策

体臭がきつくなる原因と対策

汗は人間の生理機能であるため、汗をかかないようにしよう、というわけにはいきません。ではどうすればいいか、いくつか見ていきましょう。

こまめに運動する

 
悪い汗、つまりべたつくような汗が出る理由の一つに、運動不足が挙げられます。

運動不足は汗腺の機能低下に繋がりますし、代謝も悪くなるため良くないことばかりです。かといって、毎日汗をかくような運動をする時間もない…という方も少なくないでしょう。ですので、取り組みやすい運動としては

  • 通勤時のウォーキング
  • お風呂上がりのストレッチ
  • エレベーターの代わりに階段を使う

などがあります。大切なのは一度に多くの運動をすることよりも、こまめな運動を毎日心掛けることです。そうして代謝を上げることで、健康的な汗をかきやすい体になります。

食生活を整える

 
アポクリン腺から出る汗は食べ物の影響を受けやすく、バターやラードなどの動物性脂肪はもちろん、サラダ油までがそうだと言われています。

つまり、肉類中心やハイカロリーな食事、油っこい食べ物などはまさにアポクリン腺を刺激する原因。

一方、体臭を抑えるための食事は

  • 腸内環境を整える食品(野菜、乳酸菌など)
  • 抗酸化作用を持つ食品(お茶、トマトなど)
  • アルカリ性食品(梅干し、大豆など)

が良いとされています。

腸内環境を整えれば代謝も良くなり、腸内に溜まった老廃物も吸収されなくなるため、体臭の予防になります。抗酸化作用は、皮脂や垢の酸化を防いでくれるため、体臭だけではなくアンチエイジングにも繋がります。加齢臭にも効果があるそうですよ。

そして最後にアルカリ性食品ですが、これもまた体の酸化を防いでくれるため、体臭の予防になります。つまり、体の酸化を防ぎながら腸内環境を整えれば、かなり体臭の予防になると言えますね。

自律神経を整える

 
自律神経とは人間の体のバランスを整える機能です。信号のように必要なタイミングで入れ替わるのですが、生活リズムの崩れや睡眠不足で、タイミングが崩れることもあります。

そうなると健康に良くないばかりか、汗の調整機能にも影響が出てきてしまいます。どういうことかというと、必要のないタイミングで過度に汗をかいてしまうのですね。

自律神経はストレスと睡眠、生活リズムによって変化します。月並みな言い方になってしまいますが、決まった時間にご飯を食べ、お風呂に入り、十分な睡眠時間を確保してください。

まとめ

  • 体臭とは誰にでも備わっている
  • 体臭はフェロモンを放つ役割もある
  • 汗には良い汗、悪い汗の2種類がある
  • 汗自体がにおうのではなく、雑菌や皮脂が原因でにおう
  • 体臭対策には、こまめな運動、食生活の改善、自律神経を整えることなどがある

いかがでしたでしょうか。「スメハラ」という言葉も一般化してきたように、日本人はかなりにおいに敏感です。良い印象を与えられるよう、においにも気を付けていきましょう!

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