普段はあまり気にしていないかもしれませんが、ムダ毛処理の時に自分のわきの下を鏡で見てドキッとしたことはありませんか。
いつも腕の影になっているわきの下ですが、明るいところで見ても、影のように黒ずんでいたり、毛穴がぼつぼつ目立っていたり・・・。
これから、ノースリーブを着る季節になるのにショックですよね。
こんな風にできてしまったわきの下の黒ずみって今からでも改善できるのでしょうか?
わきの下の黒ずみの原因
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わきの下の黒ずみの原因はいくつか考えられています。一つは、ムダ毛の自己処理による刺激です。特にカミソリや毛抜きによるムダ毛処理は、わきの下の皮膚に慢性的な刺激をあたえることになります。そのため、必要のないメラニン色素が生成され、肌のターンオーバーが間に合わなくて色素沈着を起こした状態です。
わきの下は、私たちの身体の中でも、もっとも汗をかく部分です。そのため皮脂や汚れが毛穴につまり、雑菌が繁殖して毛穴が目立って見えたり、黒ずんで見えたりすることがあります。
汗を抑えるためにデオドラント剤を使用する人も多いと思います。でも、デオドラント剤は薬品によって、発汗を抑制するものなので、デオドラント剤自体は肌にとっては刺激物です。頻繁にデオドラント剤を使用することは、これもメラニン色素の過剰生成を促し、色素沈着の原因となります。
わきの下が黒ずんでしまったら専用クリームを使ってみる
ですから、もっともよいのは、ムダ毛処理を行わず、制汗剤も使用しないことです。しかし、わきの下のムダ毛や汗は気になりますよね。
わきの下にできてしまった黒ずみや、その予防として、専用のクリームが販売されています。肌の保湿を助ける成分や、美白に有効な成分が配合されています。
また、わきの下の皮膚は実はとてもデリケートな皮膚でもあるのです。専門のクリームだったら、敏感肌用として低刺激になっていますので安心です。

肌のターンオーバーを促進するための食事
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できてしまった、わきの下の黒ずみ対策には、肌のターンオーバーを促すことも大切です。新しい肌組織の生成を活発にし、古い角質を排出することで、メラニン色素の排出も期待できます。
肌のターンオーバーを促してくれる栄養素には、ビタミンE、ビタミンC、コラーゲンなどが挙げられます。これらの栄養素を多く含む食品は、大豆、ナッツ類、レバー、豚もも肉、牛ヒレ肉、サバ、紅鮭、緑黄色野菜などです。これらの食品をバランスよく、食事に取り入れるようにします。
逆に、ジャンクフードやインスタント食品は、肌のターンオーバーを妨げると言われていますので、控えるようにしましょう。