埋没毛ってご存知ですか? わきの下をよーく見ると、皮膚の下に黒っぽいところはありませんか? それって、もしかして、皮膚の下でわきのムダ毛が成長している状態かも!? それこそが埋没毛です。
埋没毛は、わきのムダ毛を毛抜きで処理していると起こりやすい肌トラブルの一つ。今回は、埋没毛にならない、ムダ毛ケアの方法をチェックしていきます。
埋没毛の原因
埋没毛は、何らかの肌トラブルにより、本来皮膚の外側に生えてくるはずの毛が、皮膚の中で成長してしまう現象を指します。
わきのムダ毛が埋没毛になる可能性としては、カミソリでの自己処理の際、肌を傷つけてしまい、ムダ毛が皮膚の中で伸びてしまうということが考えられます。
そしてもう一つ、わきの埋没毛の原因となるのが、毛抜きによる自己処理です。
毛抜きによる自己処理は危険性大!
わきのムダ毛を毛抜きで抜く時、すっとカンタンに抜けるムダ毛と、ちょっと力を加えて引っ張らないと抜けないムダ毛がありますよね?
その力を加えないと抜けないムダ毛は、現在成長期の真っ最中にある毛です。それを無理やり引き抜くことで、毛根が皮膚の中に残ったままの状態になってしまいます。
毛穴はやがて閉じるのですが、毛根が残っているため、ムダ毛は皮膚の中で再び成長し、埋没毛になってしまうんですよ。
埋もれ毛にならない毛抜きでの自己処理
では、どんな風に毛抜きで自己処理すれば、埋没毛になりづらいのでしょうか?
まずは、力を加えないと抜けなそうなムダ毛は、処理しないという方法。毛抜きの先で少し毛を引っ張ってみて、カンタンに抜けるものは毛抜きで処理し、そうでないものはカミソリなど、別の方法での自己処理をすることをおすすめします。
それでもどうしても全部毛抜きで自己処理したい! という方は、均等に力をかけ、毛根を残さないように気を付けること。
そして、毛抜きでの自己処理後に、しっかりと保湿ケアを行い、肌の状態を整えてあげることが大切です。
また、もしも埋没毛を見つけても、無理やり毛抜きで肌の上に出して引き抜くなんていう荒業は厳禁! 埋没毛は、時間とともにやがて皮膚の外に出てきますので、自然にその時を待ちましょう。
埋没毛を作らないための便利なアイテム
このように、毛抜きを使った自己処理方法は、最も埋没毛ができやすい危険な方法です。そこで、おすすめなのは、次のようなアイテムです。
1.家庭用脱毛器「ケノン」
自宅でエステサロン並みの光脱毛ができる、家庭用脱毛器です。購入価格が高く感じるかもしれませんが、これ1台あれば、わきだけでなく全身や顔の脱毛もできます。
もちろん、埋没毛などのトラブルの危険性もぐんと低くなります。
2.抑毛ローション
最近、急激に広まっているのが、この「抑毛ローション」です。大豆イソフラボンなどの女性ホルモンに働きかける成分を配合したローションで、継続して使用することで抑毛効果が期待できます。つまり、使い続けるうちにだんだんとムダ毛が薄くなったり、生えてこなくなるというスグレものなんです。
美肌効果もあり、お肌への刺激もやさしいので、敏感肌の人でも安心して利用できます。
また、自分でムダ毛処理をしたあとのアフターケアとして、使う人も多いようです。自己処理後の保湿ケアと同時に、抑毛もできるので、ムダ毛処理の頻度がだんだん少なくてすむようになります。
3.脱毛サロンで光脱毛
これは、便利アイテムではありませんが、やはりお肌への負担を考えると、ムダ毛の自己処理よりもサロンでのプロによる処理をしてもらう方がベターです。
以前は、エステサロンでの脱毛というと、とても高額というイメージがありましたが、最近は大幅なプロモーションを行っているサロンもあり、ずいぶんお手頃価格になりました。
両わきの光脱毛であれば、カミソリを買うよりも安くできる場合もあります。あまり安いと勧誘がしつこいのでは、と心配になる人もいるかもしれません。しかし、サロンによっては一切勧誘しませんというところもありますし、しつこい勧誘に関するクレームも非常に少ないのが実際です。
自宅でのわきのお手入れに満足できない人は、一度検討してみてはどうでしょうか。