食べるものに気をつけたり、運動をするのはダイエットで勿論重要なポイントですが、「痩せホルモン」を分泌することによって、更にダイエット効果が高まります。ではどのようにすれば「痩せホルモン」がたくさん出るのでしょうか。
痩せホルモンを活発にしてダイエット効果を高める方法について、調べてみました。
痩せホルモンって何?
「痩せホルモン」いうのは、文字通り、活発に分泌させることで、痩せやすい体質になりダイエット効果を高めてくれるホルモンです。最近では、時々テレビなどのメディアでも取り上げられることが多いので、耳にしたことがある人も多いでしょう。
具体的には、次のようなホルモンが「痩せホルモン」と考えられています。
レプチン
食欲をおさえてくれる作用があります。
成長ホルモン
成長ホルモンは主に睡眠中に分泌されるものですが、脂肪の燃焼を促してくれる作用があります。
GLP-1
満腹中枢に働きかけて食べ過ぎをおさえてくれるホルモンです。同時に、血糖値を上がりにくくしてくれる作用もあります。
コルチゾール
エネルギーの代謝を促してくれるホルモンです。
セロトニン
セロトニンは厳密にいうとホルモンではなく、神経物質といわれるものです。しかし、このセロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれていて、不足すると食べても満足感を得られにくくなり結果的に食べ過ぎてしまうことになります。
痩せホルモンを活発にさせる方法
痩せホルモン分泌に効果的な食べ物
痩せホルモンの分泌を促進してくれる食品として、青魚が挙げられます。中でもサバやイワシ、ハマチなどに含まれるEPAは、痩せホルモンを作らせる働きかけをしてくれます。積極的に食事に取り入れるといいでしょう。
また、食物繊維の豊富な食べ物も効果的です。具体例としてはきくらげやひじき、昆布やおからなど。海藻類や大豆製品はミネラルや女性ホルモンによく似たイソフラボンが含まれているので、美容にも効果てきめんです。
睡眠の質を上げる
よくお肌のゴールデンタイムで、22時から25時の間に眠っていると成長ホルモンが分泌されて、美容にもいいと言われますよね。実はダイエットにも同じことがいえるのです。
理想の睡眠時間は7時間。まとまった睡眠を確保することにより、成長ホルモンが分泌されやすくなり、脂肪の燃焼を促進してくれます。
それだけでなく、疲れた肌を修復する時間も必要です。最低22時には就寝する、毎日決まった時間に眠ることを心がけるようにしましょう。
軽い運動を取り入れる
睡眠の質をあげるためにできることとして、適度な運動を毎日の習慣にするとよいでしょう。寝る前にストレッチをするだけでも変わってきます。心身ともにリフレッシュして、質のいい睡眠に導いてくれるからです。
また、ジョギングや筋トレも効果があります。無理なく自分に適した運動を何か一つでも取り入れると、痩せホルモンが分泌されて、ダイエット効果が出やすくなります。
痩せホルモンを利用してダイエット効果を高めよう
ダイエットというと、食事制限やツライ運動を思い起こしますが、実は毎日の生活を少しあらためるだけでもダイエット効果を得ることができます。
これからは「痩せホルモン」を意識した生活をおくり、より効率的にダイエットを行いたいですね。