乾燥肌とは

「乾燥肌」とよく言います。乾燥はあらゆる肌トラブルの原因になるので、乾燥肌の人は適切なスキンケアが必要なことはよく知られていますね。でも、「乾燥肌」って実際にはどんな状態の肌なのでしょうか。乾燥肌について、理解を深めておきましょう。

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乾燥肌にも2つのタイプがある

乾燥肌とは

一般的に「乾燥肌」といっても、水分が不足している乾燥肌と、皮脂量が不足している乾燥肌があります。

私たちの皮膚は、2層構造になっています。外側にあるのが表皮で、表皮の下には真皮があります。表皮の最も外側にあるのが「角質層」です。

角質層には「角質細胞」と呼ばれる細胞が存在しています。角質細胞の中には「NMF(天然保湿因子)」と呼ばれるものがあり、細胞の中の水分を維持しています。

角質細胞と角質細胞の間の隙間には、「細胞間脂質」というもので満たされています。この細胞間脂質は、セラミドなどの成分からなっています。セラミドと言えば、保湿効果がある成分として耳にしたことがある人もいると思います。

また、正常な肌では、常に適量の皮脂が分泌されていて、「皮脂膜」を構成しています。皮脂膜は、肌にベールのように覆いかぶさっていて、肌を外的ダメージや乾燥から守る働きをしています。

乾燥肌はこれら、NMF、角質細胞間脂質、皮脂膜のバリア機能が失われて肌が乾燥している状況です。

水分不足の乾燥肌ってどんな肌?

水分不足の乾燥肌

皮脂分泌量の低下や角質細胞間脂質などの現象により、角質層の水分が不足している状態です。

皮膚の中の水分は、発汗などにより、常に空気中に奪われています。水分不足の乾燥肌は、加齢や体質、気候や環境などの要因で起こると考えられます。肌が極度に乾燥するアトピー性皮膚炎を患っている人の皮膚は、角質細胞間脂質のセラミドが少なくなっていることが明らかになっています。

肌の乾燥が悪化すると、白く粉が吹いたようになることがあります。これは、角質層の角質同士が結合出来なくなり、角質細胞が表面に付着した状態になって起こります。また、肌のターンオーバーの乱れから古い角質が完全に排出され綺麗ずに白く表面に残っていることもあります。

皮脂不足の乾燥肌ってどんな肌?

皮脂不足の乾燥肌

皮脂が不足している乾燥肌は、「皮脂欠乏症」とも言われています。皮膚の表面の皮脂量が低下して、皮膚の水分が失われている状態です。

誰でも年齢を重ねると、皮脂量が減少します。特に中高年の方の手足などに良く見られ、皮膚がカサカサになったり、ひどい場合はひび割れたりします。皮脂欠乏症はかゆみを伴うことも多く、夜眠れなくなる人もいます。

健康的な皮膚は皮脂膜のベールに覆われていて、通常弱酸性に保たれています。しかし、皮脂量が低下した皮膚はアルカリ性に傾き、精勤が繁殖しやすくなっています。このため、軽度の刺激でかゆみを感じたり、化粧品などでかぶれたりすることもあります。

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