グリチルリチン酸ジカリウムの育毛効果

育毛成分の効果育毛ヘアケア関連成分

近年は女性にも多いといわれる薄毛や抜け毛ですが、年齢に関係なく悩んでいる人が増えています。

薄毛が気になってくると、育毛効果があるシャンプーや育毛剤を購入して、少しでも改善したいと思うものです。ところが、近年では女性向けにも多くの育毛商品が発売されているため、どの成分が育毛に効果があるのかが分からないことが多いようです。

今回は、そんな育毛成分の中で医薬部外品の育毛剤に多く配合されている「グリチルリチン酸ジカリウム」の育毛効果についてまとめました。

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「グリチルリチン酸ジカリウム」って?

育毛成分の効果

「グリチルリチン酸ジカリウム」とは、「グリチルリチン酸とカリウムの塩」のことなのですが、育毛商品などには「グリチルリチン酸ニカリウム」や「グリチルリチン酸2K」などと表記される場合もあります。

これは、中国で古くから生薬として活用されてきた「甘草(カンゾウ)」というマメ科の多年草の根の部分に含まれる主成分で、高い抗炎症作用や抗アレルギー作用があることで知られています。

「グリチルリチン酸ジカリウム」は、甘草(カンゾウ)という天然植物から抽出される安全性の高い成分であることや、水に溶けやすい特徴があることから、風邪薬、抗アレルギー薬などの医薬品や化粧品、シャンプーや育毛剤などさまざまな用途に用いられています。

「グリチルリチン酸ジカリウム」の効果とは?

育毛シャンプー、育毛剤、サプリによるヘアケア効果

結論から言うと、「グリチルリチン酸ジカリウム」には、発毛に必要な男性ホルモン抑制効果や血管拡張作用など、発毛を促したり促進したりする直接的な効果はありません。ただ、頭皮環境を整えることによって、育毛に大切な環境を作ることで発毛へ導くことができます。

頭皮の炎症を抑える効果

甘草の根から抽出された「グリチルリチン酸ジカリウム」には高い抗炎症作用があります。

一般に、脱毛の原因にもなる頭皮の炎症は、過剰な皮脂の詰まりや、肌に合わないシャンプーでアレルギーを起こすことなどが原因で生じます。頭皮は髪の毛で覆われているため蒸れやすく、ちょっとした傷でも雑菌が繁殖して炎症がひどくなりやすいといわれています。

そこで抗炎症効果がある「グリチルリチン酸ジカリウム」配合のシャンプーや育毛剤を使用することで頭皮の炎症を抑え、脱毛を防ぎ頭皮を健康な状態に整えて発毛に備えることができます。

フケやかゆみを抑える効果

フケやかゆみは、乾燥肌タイプの人だけでなく脂性肌タイプの人にも見られます。脂性肌タイプの場合、頭皮の皮脂が気になるあまり、洗浄力が強いシャンプーなどでゴシゴシとこすることがあります。

それが頭皮の乾燥を招き、頭皮は皮脂を過剰に分泌するようになってそこに菌が繁殖し「脂漏性皮膚炎」を引き起こすことがあります。

逆に乾燥肌タイプの場合は、頭皮の皮脂が不足しているために頭皮のバリア機能が低下し、雑菌やシャンプーの刺激を受けやすく「乾燥性湿疹」を引き起こしやすくなります。

どちらの場合でも強いかゆみをともなうため、ついつい頭皮を掻いてしまい、古い角質がはがれ落ちてフケが生じて悪循環に陥る可能性があります。

「グリチルリチン酸ジカリウム」は、フケやかゆみの原因になる雑菌の繁殖を防ぐ殺菌効果や、先に書いた抗炎症効果があるので頭皮の状態を健康にし、フケやかゆみを抑えて発毛しやすい状態に整えてくれます。

「グリチルリチン酸ジカリウム」の効果

育毛効果、髪のエイジングケア

いかがでしたか? 今回は、育毛シャンプーや育毛剤に含まれる「グリチルリチン酸ジカリウム」の効果についてまとめました。

「グリチルリチン酸ジカリウム」の特徴である「抗炎症作用」や「殺菌作用」、「抗アレルギー作用」は、直接的に発毛を促進させる効果はないようです。ただ、どんなに発毛効果が高い育毛剤を使っても、頭皮が炎症を起こしていたり雑菌が繁殖していたりしていては、健やかな髪が生えてくることはできません。

「グリチルリチン酸ジカリウム」は健康な髪が生えてくるように頭皮の環境を整えてくれるのです。過剰な期待はできませんが、このようなはたらきを十分に理解して商品選びに役立ててくださいね。

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