まだまだ聞きなれない方も多い成分である難消化デキストリンですが、実はとても健康効果の高い成分でもあります。
ダイエット中の方はもちろん、中性脂肪や血糖値が気になる方も是、ぜひ取り入れてほしい成分です。
今回は、そんな難消化性デキストリンの詳しい効果について調べてみました。
難消化性デキストリンって?
難消化性デキストリンとは、食物繊維からできた水溶性の食物繊維です。
そもそも食物繊維は、不溶性と水溶性の2種類からなりますが、この水溶性食物繊維は食べ物から摂取するのがなかなか難しいのも特徴です。
難消化性デキストリンは1gあたり1kcalの食物繊維で、甘みが少なくすっきりとした味わいです。
食品添加物の中で最も安全といわれるほどその安全性は評価されており、消費者庁や米国食品医薬品局にも認められています。
そしてこの難消化性デキストリンは、機能性関与成分として中性脂肪と血糖値を抑える機能があると報告もされているのです。
食後の中性脂肪を抑える効果がある
難消化性デキストリンは、食事中に脂肪を集め体内に吸収されるのを防ぐことができます。
さらにその後、脂肪分をスムーズに体外に排出する機能も兼ね備えているのです。
食後血糖値の上昇を抑える効果がある
難消化性デキストリンは小腸で糖が吸収されるスピードを緩やかにする効果があるため、食後の血糖値の急上昇を抑えることができます。
すると、糖の吸収も防ぐことができ、脂肪の蓄積も抑えることができます。
便秘解消効果
食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えるといわれています。
また便秘気味の固くなった便を柔らかくする効果もあるためより、スムーズに排便を促すことができると考えられています。
ミネラルを吸収しやすくなる
通常食物繊維はミネラルの吸収を妨げてしまいますが、難消化性デキストリンはその心配はなく、かえって大腸からのミネラルの吸収を促進してくれます。
なかなか摂取しづらいミネラルなので、より効果的に取り入れることができますよ。
満腹効果がある
さらに、難消化性デキストリンには水を吸うと膨らむ性質があります。そのため、胃の中で膨らみ満腹感を促してくれます。
ダイエットはもちろん、食べすぎを防ぎカロリーコントロールができるので、血糖値や中性脂肪が気になる方にもオススメですよ。