もう長年、不倫関係にある友人がいます。そういう私もW不倫の経験がありますが、自分の経験や友人のことから見て、不倫は女性にとって、いいことは何もないなあと思います。それなのに、なぜ人は不倫関係に陥ってしまうのでしょうか。
最初は遊びのつもりの不倫
不倫にもいろいろなケースがあります。
社内不倫などでよくあるのは、「最初は遊びのつもり」の不倫関係ではないでしょうか。これは、どちらか一方が遊びだと思い、もう一方は本気になってしまうケースと、どちらも遊びのケースがあります。
お互いの気持ちがつりあっているのならよいのですが、どちらかが本気だったり、最初は遊びのつもりが本気になってしまうとややこしくなります。
どんなに恋愛期間中熱愛していたカップルでも、結婚すると、倦怠期がくるものです。そんなときに、魅力的な異性が身近にいれば、遊んでみたくなるものかもしれません。
相手が結婚しているのを知らなかった
これは、よく耳にする「いいわけ」ですが、本当にそうでしょうか。
確かに、相手に好意を抱く段階では相手に配偶者がいることを知らないこともありえると思います。
しかし、関係を始めるときにも配偶者がいることを相手に告げなかったのなら、それはほとんど詐欺行為に当たると思うのですが・・・。
自分が結婚したくない
何らかの事情で、「自分は結婚したくない、でも恋愛はしたい」という女性なら、不倫というのは格好の恋愛スタイルです。
たとて相手が少々本気になっても、女性のほうに結婚の意思がなければ、「離婚する、結婚してくれ」とは、簡単にはならないものです。
独身男性を相手にするよりも、確実に結婚しなくてはいけない状況を遠ざけることができます。
結婚したくない理由にはいろいろなことが考えられます。「結婚暦があり、もう結婚にはうんざり」「結婚して家庭に入ったり所帯じみるのがいや」「結婚に対する不信感」などなど。
不倫はタブーだから燃えあがる
「タブー」というものに、人は昔から惹かれるものです。「やってはいけない」と言われるとますますやりたくなるのが人間ではないでしょうか。禁じられていた「りんご」を食べてしまったアダムとイブの時代から、それは変わりません。
不倫はしてはいけない恋だから、夢中になるものです。障害のある恋ほど燃えるといいますよね。もし不倫ではない状況で二人がであって恋をしたら、そこまで盛り上がらなかったかもしれません。だからこそ、不倫にはまってしまう人もいます。
いずれにしても、不倫は自己責任です。自分と相手の気持ちのバランスをとりながら楽しむのもよいでしょう。
でも私は、個人的には、不倫ではなく、将来を一緒に語れる人と、素敵な恋愛をしてほしいなと思います。