最近よく耳にする「アンチエイジング」。人は誰でも年を取れば、肌に老化現象が出てきます。アンチエイジングとは、その老化を予防したり、老化を改善したりすることです。
年下だと思っていた人が、自分より年齢が上でショックを受けたことはありませんか? 見た目年齢って、その人の生活やスキンケアで随分変わってくるものです。お肌の老化現象が始まってからアンチエイジングケアをしても、なかなか取り戻せないですから、早めにスタートしたいですよね。
年齢より若く見える人は、食べ物にも気をつかっています。今回はアンチエイジングに効果的だとされる食べ物をご紹介します。
良質のたんぱく質で美肌づくり
たんぱく質は保湿成分であるコラーゲンやヒアルロン酸のもとになる成分です。良質のたんぱく質は、赤身に肉や魚、たまごなどから摂取しましょう。
脂の取りすぎが気になる人は、なるべく茹でたり蒸したりすると、摂りやすいです。
βカロテンでお肌しっとり
βカロテンは植物性食品に存在し、体内に入るとビタミンAとなります。ビタミンAは抗酸化作用がありますので、お肌をしっとりさせてくれるといいます。
緑黄色野菜の他には、鶏レバーやうなぎにもビタミンAが含まれています。
ビタミンB群でニキビ予防
ビタミンB群も美肌のビタミンと言われ、体内で脂質を代謝する時に必要とされる栄養素です。
いわしやさんまなどの青魚や納豆、しじみなどにも含まれています。ビタミンBが不足すると、皮脂の過剰分泌が促進されニキビが出来やすくなります。
ビタミンCでシミ予防
ビタミンCには、メラニンの沈着を抑える働きがあるので、シミの予防や改善に効果的です。
ビタミンCを多く含む食品はキウイやイチゴなどのフルーツやパプリカやブロッコリーなどの野菜です。ビタミンCは一度にたくさん撮っても、余剰分は体外へ排出されてしまいます。ですから、毎日継続して摂取するのが理想的です。
αリノレン酸で小じわ予防
ダイエットのために極端に脂質を控える女性もいますが、肌を乾燥させないためには、適度な脂肪が必要です。
αリノレン酸はオリーブオイルなどの植物性油に含まれる脂肪酸です。
αリノレン酸が体内に吸収されると、これー減の分泌がスムーズになり、小じわになりにくいと言われています。また、αリノレン酸は、血行を良くして動脈硬化の予防にも効果的な成分です。
毎日の食卓にアンチエイジング食材を
アンチエイジングに効果的だといわれる栄養素と食べ物について紹介しました。食べるものでエイジングケアができれば、こんなうれしいことはありませんよね。
さっそく今夜の食事から、アンチエイジングを意識した食べ物を取り入れてみてはどうでしょうか。