乾燥肌って辛いですよね。何をやってもすぐにカサカサになってしまいます。乾燥肌のスキンケアで一番大切なのは、「保湿」です。
最近は乾燥肌用に開発された保湿化粧水もたくさん出回っていて、選ぶときに考えてしまいますね。乾燥肌用化粧水の選び方のコツを押さえて、自分の肌に合ったものを選ぶようにしたいものです。
乾燥肌ケアに大切なことと、化粧水選び方のポイントについてまとめてみました。
乾燥肌用の化粧水を使う
洗顔後、まず行う保湿ケアは化粧水です。清潔になって、お肌に必要な成分を吸収する準備が整った肌に、しっかりと保湿成分が行きわたるように行います。
化粧水はいろいろな種類があります。化粧品メーカー各社からは、肌質によって数種の化粧水を出しています。乾燥肌の人は、まず「乾燥肌用化粧水」を選びましょう。
乾燥肌用の化粧水の中には、使用感を重視したものがあります。化粧水を肌に塗った時に「しっとり」感じるタイプのものです。この「しっとり感」は、化粧水を選ぶときのポイントの一つです。しかし、塗った直後はしっとり感じるけど、それが長続きしないものもあります。
乾燥肌用化粧水を選ぶときには、使用感だけで選ぶのではなく、お肌に保湿成分がちゃんと浸透するようになっているか確かめるようにします。
乾燥肌用化粧水に含まれていてほしい成分
乾燥肌化粧水には、保湿成分がしっかり含まれていなくてはいけません。まずは、化粧水の成分をチェックします。保湿成分として、乾燥肌用化粧水に良く配合されているものには次のようなものがあります。
- セラミド・・・肌の角質層にある細胞間脂質お原料となっているのがセラミドです。肌に水分を閉じ込める役割があります。
- ヒアルロン酸・・・肌組織を構成しているものです。水分保持能力が高いので、化粧品に配合されている保湿千分の代表的なものです。
- ビタミンC誘導体・・・ビタミンCは、皮膚の内部でコラーゲンの合成を促進します。またビタミンCには抗酸化作用もあり、老化を防止したり美白効果も期待できます。
これらの成分以外にも、良く配合されている保湿成分には、トレハロースや、コラーゲンなどもあります。
「ナノ化」された化粧水を使ってみる
「ナノ化」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近化粧品や育毛剤などでも、この技術が応用されています。
「ナノ化」とは、成分の粒を小さくすることで、肌の角質層に浸透しやすくする技術のことです。
例えば、コラーゲンなどの成分はもともと粒が大きいので、たとえ肌の表面に塗っても、角質層の奥までは浸透できないと言われていました。粒が大きすぎて吸収されないのです。そこで、有効成分をナノ化することにより、小さな粒状にして、きちんと角質層の奥まで届けることができるようになったのです。
乾燥肌用化粧水の中には、単に保湿成分を配合しているだけでなく、ナノ化して、より浸透しやすくなるように工夫されたものがあります。これらの化粧水を試してみるのもオススメです。
乾燥肌用化粧水は手で付ける?それともコットン?
化粧水を使う時に、コットンを使用する人も多いと思います。乾燥肌の人は、化粧水を使う時、どちらかというとコットンよりも手で付けるほうが良いと思います。
コットンは、スキンケア用に開発されたものですが、それでも肌にとっては「異物」です。特にコットンで肌をこすったりすると、肌にとっては負担になることもあります。また、コットン自体に化粧水が吸収されてしまって、実際に肌がどれだけ潤っているのか感じにくいこともあります。
乾燥肌用化粧水を使用する時は、清潔な手のひらに化粧水をとり、顔につけるようにしましょう。やさしく肌を押してあげて、しっかり成分が角質の中に染み込んでいくようにします。肌に、手で直接触れることによって、その日のお肌の調子も分かりやすくなります。
お肌の調子は、毎日変化します。その時々に合わせて、化粧水の量を増やしたり減らしたりしましょう。
乾燥肌用化粧水は自分に合ったものを
化粧品を選ぶときに、ネットの口コミを参考にする人も多いと思います。でも、肌質は人それぞれですので、いくら口コミで評判が高いものでも、自分の肌には合わないこともあります。
最近のメーカーでは、トライアルセットなども出ていますので、それらをうまく使って、自分の肌にあった乾燥肌用化粧水を早く見つけたいですね。