乾燥肌にとって、一番やってはいけないのが「刺激」です。ですから、乾燥肌の人がスクラブ洗顔や毛穴パックを行うと、乾燥が悪化することになります。しかし、最近話題になっているシュガースクラブなら、乾燥肌の人が使っても高い保湿効果が得られるというのです。
乾燥肌の人にスクラブ洗顔はNG
乾燥肌の人にとっては、刺激が一番の大敵です。普通のスクラブ洗顔はもちろん、洗顔時にごしごしこするのも厳禁です。毛穴パックもそうですが、スクラブ洗顔による強い刺激は、皮膚に必要な皮脂まで奪ってしまい、角質を傷つけることになるからです。
しかし、最近になって、シュガースクラブという美容法が話題を集めるようになりました。塩を使ったソルトスクラブは今までにもありましたが、シュガースクラブはまだ新しい方法です。
シュガースクラブとは、どのようなものでしょうか。乾燥肌の人が使っても美容効果が得られるのでしょうか。
シュガースクラブとは
名前の通り、砂糖を使用したスクラブ方法です。塩に比べて砂糖は粒が小さく、その分低刺激なので、赤ちゃんの肌にも使えると評判です。
ソルトスクラブは角質を取り除き、肌を引き締める効果があります。一方シュガースクラブは、肌に潤いをもたらし、保湿力の高い「もち肌」にしてくれるのです。
赤ちゃんの肌に使っても大丈夫なくらい刺激が弱いので、乾燥肌の人のお手入れにも向いています。
シュガースクラブの作り方
基本の作り方は、水と砂糖を1:1で混ぜるというだけの簡単なものです。砂糖を直接肌に少量つけてマッサージした後、シャワーで洗い流してもかまいません。
シュガースクラブは、自分の好みにあわせて自由にアレンジすることもできます。水の代わりにオリーブオイルやココナツオイルを使ったり、ハチミツなどを加えても保湿効果が高まります。
刺激が弱く、小さな子供さんでも嫌がらないので、お風呂場で一緒にシュガースクラブするのもいいですね。
シュガースクラブのやり方
やり方も、とてもシンプルです。
大切なことは、スクラブを行う前に肌を清潔にしておくことです。肌の汚れを落とした状態で行うほうが、保湿成分が浸透しやすくなるからです。
- 肌をきれいに洗う
- シュガースクラブを肌になじませ、やさしくマッサージする
- そのまま少し時間を置いて洗い流すか拭き取る
シュガースクラブがいくら低刺激だからといって、ごしごしこするのは良くありません。やさしくマッサージした後は、少しの間、そのままにして、成分が肌に浸透するのを待ちましょう。
シュガースクラブをやるときの注意
シュガースクラブは肌にやさしいといっても、全く刺激がないわけではありません。続けて使用するのは避け、乾燥肌の人なら1か月に2,3回程度から始めてみましょう。
もし、少しでも肌に異常があった時にはすぐにやめてくださいね。
入浴中に行うと、お風呂上りの乾燥肌がかゆくなるのも防止できます。手軽にできるシュガースクラブ、ぜひ試してみてください。