「美女と野獣」、ディスニーでもヒットしましたね。
「美女」とくれば「野獣」という。もはやこれは合言葉のように、しっくりくるフレーズです。
実際、世の中に美女と野獣カップルは多く見られます。
この「美女と野獣カップル」というのは、絶世の美女とブ男の組合せで成り立っているカップルのことを指します。
photo credit: #beautiful #sexy #hot #model #portrait #portraits #portraitphotography #israel #israeli #jewish #beauty #gorgeous #eyes #photoshoot #topless via photopin (license)
ブ男が美人を好きになるのは分かります。
しかし、なぜ、世の中の美人はブ男を好きになるのか。
心理学用語に「補償」という言葉があります。
心理補償とは、自分が身体的・精神的に劣等感を持つときに、それを補おうとする行為です。
恋愛カップルで言えば、自分が背が低いことをコンプレックスに思っている人は、恋愛対象に背の高い人を選びがちだということです。そうして、自分のコンプレックスを相手に投影し、自分の欠点を補った気持ちになるのだそうです。
photo credit: Blonde Y via photopin (license)
よくありますね、背が高い男性(女性)と、背が低い女性(男性)の組合せ。
または、ガリガリに痩せた人と、ものすごく太った人の組合せ。
美女と野獣カップルも、一種の心理補償の表れなのかもしれません。
また、芸術方面において、美しい作品を造りだす作者に実際に合ってみると、ものすごいブスだったということもあります。容姿が劣っている人(もしくは劣っていると思っている人)は、特別美しい物への執着が高いため、芸術の世界では成功するということなのかもしれません。
美人も自分が美しいので、わざわざ相手に「美」を求める必要がないのでしょう。
もちろん、美人だって美しいものが大好きな人もいます。
photo credit: Portrait #66 – Maïa via photopin (license)
逆に、自らが美しいからこそ、相手も自分にふさわしい容姿を求めるというのも事実だと思います。
ちょっとナルシスト的要素があるとも言えますが。
でも、自分の美しさに自信がある人は、自分より美しい人とカップルになりたくはないのではないでしょうか。
私がもし、絶世の美女だったら、絶世の美男とカップルになるよりは、容姿が良くなくても毎日私に向かって「きれいだね」と言ってくれる男性の方がいいなと想像します。
自分の美しさをいつも認めてくれる人がいるからこそ、美人は美人でいられるのです。