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抗糖化作用のあるお茶おすすめランキング!いつもの飲み物を置き換えるだけのアンチエイジング!

お茶でアンチエイジング 健康的な食事

私たちは誰でもいつまでも若々しく元気で過ごし続けたいと願うものです。そんな願いを阻むのが「老化」。

老化は誰にでも訪れる自然現象ですから完全に止めることはできませんが、近年の研究によって老化のメカニズムが解明されてきたことによって、加齢による老化の進行を緩やかにする(アンチエイジング)方法が分かってきました。

そのひとつが老化の原因になる「糖化」を防ぐ抗糖化対策です。

抗糖化対策には食事や生活習慣が大きく関わっているのですが、今回はそのなかでも抗糖化作用が高いといわれている「お茶」についてまとめました。

抗糖化作用が高いお茶ランキング

抗糖化作用のあるお茶おすすめランキング

老化の原因になる糖化現象は体内で“糖質”と”タンパク質”が結びついて「AGEs」と呼ばれる老化物質が蓄積されることによって起こります。

このAGEsは一度生成されると分解されにくいといわれていますが、同志社大学「糖化ストレス研究センター」では、500種類以上の食品を研究し、AGEsの生成を抑制したり分解したりする作用がある食品が確認されています。

ここではそのなかでも抗糖化作用が高く、誰でも手軽に手に入れることができるお茶を、ランキング形式でご紹介します。

第1位 緑茶

緑茶

日本の代表的なお茶である「緑茶」ですが、緑茶に含まれる「茶カテキン」には糖化によって生み出される老化物質「AGEs」の生成を抑制する作用が確認されています。

さらに「茶カテキン」は食後の血糖値の上昇を緩やかにして、糖の吸収を抑制することで糖化を予防する効果もあります。また、緑茶に含まれる「茶カテキン」は、老化のもう一つの原因である「酸化」を抑制する抗酸化作用があります。しかも、“ビタミンC”や“ビタミンE”の数十倍もの高い抗酸化作用があるといるんです。

つまり、緑茶を飲むことによって、“抗糖化“と“抗酸化”のダブル効果でアンチエイジング効果が期待できるわけですね。

第2位 玄米茶(カフェイン少)

食卓でもおなじみの「玄米茶」は、煎った玄米に番茶と煎茶をブレンドした日本茶の一種です。煎った玄米の香ばしい香りとあっさりした味わいが特徴。

玄米茶のいいところは緑茶の栄養成分と玄米の栄養という両方の栄養素を同時に摂取することができることです。

玄米茶にはAGEsの生成を抑制する効果が認められている「茶カテキン」が豊富に含まれるだけでなく、ビタミンE・ビタミンC・ビタミンB 群・ミネラル・GABAなど、抗酸化にも有効な多くの成分が含まれているのもおすすめポイントです。

また、茶葉の半分は玄米であることもあって、緑茶よりもカフェインが抑えられているのもうれしいですね。

第3位 紅茶

お茶でアンチエイジング

紅茶には緑茶や玄米茶に含まれているのと同じ「茶カテキン」が含まれています。実は、紅茶も緑茶と同じ茶葉が用いられているのですが、発酵の度合いが異なるのです。

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紅茶は発酵の過程で「紅茶ポリフェノール」が作り出され、紅茶ポリフェノールには血糖値の上昇を抑制する作用があることが分かっています。

また紅茶に関する研究では、紅茶にはコラーゲン(タンパク質)の糖化を抑制するという実験結果もあるそうです。ちなみに抗糖化作用を得たいなら、紅茶には砂糖を加えず無糖で飲むのがおすすめです。

 

ウーロン茶もおすすめ

緑茶や紅茶と同じ茶葉を原料にして発酵の度合いを変えた「ウーロン茶(半発酵)」にも茶カテキンが含まれています。ウーロン茶にも茶カテキンの抗糖化作用だけでなく、血糖値上昇抑制作用や抗酸化作用が期待できます。

 

第4位 ドクダミ茶(ノンカフェイン)

抗糖化作用のあるお茶

古くから「自然の万能薬」とも呼ばれる薬草“ドクダミ”の葉を乾燥させて作られたのが「ドクダミ茶」。漢方薬では“十薬(じゅうやく)”として活用されています。

「ドクダミって嫌なニオイがする薬草でしょ?」と思うかもしれませんが、乾燥させてお茶にすると気になるニオイもなく味もまろやかで、しかもノンカフェインだから妊婦さんや子供でも飲めます。

実はドクダミ茶に含まれるポリフェノール「クエルシトリン」には高いAGEs生成抑制作用があり、同志社大学「糖化ストレス研究センター」で80種類以上のお茶の糖化反応抑制率を調べた中でも、圧倒的に強い抗糖化作用があったそうです。

ドクダミ茶にはデトックス効果や美容効果もあるので、水分補給代わりに飲みたいですね。

 

第5位 ルイボスティー(ノンカフェイン)

ルイボスティーの効果

南アフリカのマメ科の植物の葉を乾燥させて作られる「ルイボスティー」、私も最近のお気に入りでほぼ毎日飲んでいます。

近年、ルイボスティーに含まれる「SOD酵素」にカラダを酸化させて錆びを引き起こす“活性酸素”を除去する作用が高いことから、アンチエイジング・美肌効果が高いお茶として女性に人気が高まっています。

このように高い抗酸化作用に加えてAGEsの分解を促進する効果も期待できるので抗酸化・抗糖化の両方の効果が得られるのが特徴。

ルイボスティーの原料となるルイボスは、ミネラル豊富な土壌で成長するためカルシウム・カリウム・鉄・亜鉛などミネラルが含まれています。またノンカフェインだから、寝る前などリラックスしたいときに飲むのもおすすめです。

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第6位 カモミールティー(ノンカフェイン)

カモミールティー

カモミールは古くから薬効のあるハーブとして知られ、アラビアからヨーロッパにかけて広く活用されてきました。私たちにとってはノンカフェインのハーブティーとしておなじみですよね。

カモミールには、“カマメロサイド”と呼ばれるポリフェノールが含まれていて、糖とタンパク質が結びついてAGEsが生成されるのを阻害する作用があります。カモミールティーには高い抗酸化作用があるためアンチエイジングに効果的。

カモミールは“ローマンカモミール”と“ジャーマンカモミール”があるのですが、抗糖化作用が高いのは“ローマンカモミール”。リラックス効果もあるので、気分をリラックスさせたいときにもおすすめですよ。

 

その他の健康茶

ドクダミ以外の健康茶でも、

  • 花粉症に効果があると人気が高い“甜茶(てんちゃ)”
  • 青汁の原料としても有名な「クマザサ」の葉を乾燥させた“クマザサ茶”
  • 古くから健康茶として知られる“柿の葉茶”
  • 熱帯地方のフルーツとしても知られる「グァバ」の葉と果実の皮部分を煎じた「グァバ茶」など

ノンカフェインの健康茶として知られるお茶には、AGEsの生成を抑制したりAGEs分解を促進したりする作用があることが確認されています。

抗糖化作用を高めるお茶の飲み方

せっかく抗糖化作用が高いお茶を飲むなら、その効果をじゅうぶんに得られるような飲み方をしたいものです。ここでは、抗糖化作用を高めるお茶の飲み方とお茶の淹れ方のポイントをご紹介します。

ブレンドすると相乗効果

抗糖化作用のあるお茶

抗糖化作用が高いお茶をご紹介しましたが、薬草などの健康茶のなかには単独で飲むと少しクセがあり好き嫌いが分かれることもあります。

抗糖化に関する研究によると、抗糖化作用が高いお茶を数種類ブレンドすることで独特のクセをまろやかにし、相乗効果で抗糖化作用が高まることが期待されるそうです。

市販されている健康茶のなかにもドクダミ・柿の葉・甜茶をブレンドしたものや、紅茶やルイボスティーにカモミールや西洋サンザシ(ホーソンベリー)をブレンドしたハーブティーなどもあります。

健康茶を単独で購入したけれど口に合わなかった・・・という時は、別のお茶とブレンドしてみると飲みやすくなり効果も高まりますよ。

こまめに飲むことで効果大!

抗糖化作用のあるお茶

抗糖化作用が高いからといって、一度にたくさん飲めば効果が得られるというものではありません。

健康茶を飲む目的は、血糖値の上昇を抑制したり糖の分解を促進したりして“糖化を防ぐ”ことですから、食事前や食事と一緒にお茶を飲む・のどが渇いた時の水分補給に、健康茶を飲むなど少しずつ分けてこまめに摂取するのが効果的です。

ノンカフェインの健康茶なら、一日中安心して飲むことができますが、緑茶や紅茶などカフェインが含まれるお茶は睡眠の妨げになりますので、夕方以降は避けるようにしましょう。

抗糖化作用を高めるお茶の入れ方

お茶の入れ方

近年は健康茶ブームだということもあり、いろいろな種類の緑茶や紅茶、健康茶などがペットボトルで販売されていて、コンビニやスーパーで手軽に手に入れることができ便利です。

ただ、市販のお茶には“酸化防止剤”が添加されていることが多く、カラダを酸化させる原因になってしまいます。

せっかくアンチエイジングの目的でお茶を飲むのですから、少し手間をかけて自分でお茶を入れる習慣を身につけたいですね。

緑茶の淹れ方

抗糖化作用が高い「緑茶」ですが、ポイントは緑茶に含まれる“茶カテキン”をしっかりと抽出させること。そのためには茶葉の量とお茶を淹れるお湯の温度がポイントです。

茶カテキンを効果的に摂取したいなら茶葉の量を通常よりも増やし、高い温度のお湯で抽出させると高濃度茶カテキンを含んだお茶を淹れることができます。

高濃度茶カテキン緑茶の淹れ方

  1. 通常より多めの煎茶6~8gを急須に入れ、一度しっかり沸騰させたお湯100mlを注ぎます。
  2. 通常よりも長めの1分ほど待って茶カテキンをじっくりと抽出させます。
  3. これを湯のみに注ぐのですが、最後の一滴までしっかりと注ぐのがポイントです。こうすると一度だけではなく2煎目、3煎目まで美味しく飲めますし、3煎目でもカテキンを抽出できます。
抽出された茶カテキンは時間の経過とともに参加して茶色く変色し効果が低下します。緑茶は大量に淹れてポットに保存するのではなく、飲む都度淹れるようにしましょう。

 

健康茶の淹れ方

ドクダミ茶・クマザサ茶・甜茶・柿の葉茶・グァバ茶・・・などの場合、種類によって多少の違いがあるかもしれませんが、大切なのは健康茶に含まれる栄養成分をしっかりと抽出させることです。

ティーパックにお湯を注ぐだけで飲める健康茶もありますが、ここでは単独・ブレンドを問わず健康効果をしっかり得られる淹れ方をご紹介します。

基本の健康茶の淹れ方

  1. 鍋かヤカンに1リットルの水を入れ火にかけて沸騰させます。
  2. 沸騰したら健康茶の葉を5~10g(またはティーパック1袋)加えます。
  3. そのまま弱火で1~3分ほど煮だして成分を抽出させます。
  4. そのままホットで、または冷ましてアイスで飲むのもおすすめです。
水の量と茶葉の量は健康茶の種類やブレンドの配合によって異なります。パッケージを確認して調整しましょう。

 

いつものお茶でアンチエイジング!

お茶でアンチエイジング

今回は、抗糖化作用が高いといわれている「お茶」をランキング形式でご紹介しました。

「抗糖化」というと特別な飲み物なのかと思えば、緑茶や紅茶など私たちになじみがある飲み物がほとんどでしたね。

なかでも緑茶は抗糖化作用でカラダのコゲを予防してくれるだけでなく、高い抗酸化作用でカラダの錆びも予防できるW効果が得られる優秀な飲み物。ペットボトルを買わず少し手間をかけて美味しく飲んでアンチエイジングしたいものです。

カフェインが多いので、夕方以降はお好みのノンカフェインの健康茶やハーブティーに切り替えて。何気なく飲んでいる普段の飲み物を、抗糖化作用が高いお茶に変えることで、気軽に糖化対策していきたいですね!

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