週に1,2回のスペシャルケアとして、ボディスクラブを利用している人は多いと思います。でも、ボディスクラブって意外と高価だったりしますよね。実は、このボディスクラブ、自宅にあるもので簡単に手作りできちゃうんです。
自宅にある植物天然素材を使えば、お安くしかも、安心なボディスクラブが手作りできますよ。天然素材で作るボディスクラブの作り方を紹介します。
市販のボディスクラブの種類
市販のボディスクラブには、天然素材のものとプラスチックを使用したものとがあります。
実はこのボディスクラブによく使用されているプラスチック、「マイクロビーズ」とも呼ばれる粒子の小さなもので、環境によくないとして問題視されているんです。
マイクロビーズというのは、歯磨き粉などにも使われている、いわゆる「研磨剤」です。確かに古くなった角質を排除したり、毛穴の掃除をしてくれるには役立つものですが、お肌への負担も少なくありません。
さらに、マイクロビーズは、粒が細かいので下水処理の段階で、うまく処理できずそのまま海域へと流されてしまいます。これが海洋汚染の要因になっています。
ボディスクラブは天然素材のものを
ですから、市販のボディスクラブを選ぶときには、天然素材のものや植物由来の素材で作られたものを選びたいですね。
とはいえ、天然素材のものになると、価格が高いものが多く、お財布には厳しい!
そこで、提案したいのが、自宅にあるものでできる、手作り天然素材ボディスクラブです。
天然素材のボディスクラブの原料とは
天然素材のボディスクラブはいろいろありますが、原料によって次の3タイプに分けてみました。
- ソルトスクラブ(塩)
- シュガースクラブ(砂糖)
- その他の材料のスクラブ
ソルトスクラブ(塩)
塩を使ったスクラブです。塩はもともと体の引き締め効果があるとして古くから美容のために使用されてきました。
しっかりつぶつぶを感じたいという人は、粗塩、やさしいスクラブが好きな人は細かなさらっとしたタイプの塩を使うと良いでしょう。
また、天然塩や海塩、ヒマラヤ塩などを使うと、独特のフレイバーが演出できたり、潮に含まれるミネラルが美容効果を高めてくれます。
基本の作り方
ソルトスクラブの基本の作り方は、塩+オイルです。基本の配合比率は1:1でOK。オイルは、オリーブオイル、ココナッツオイル、アーモンドオイルなどのほかに、はちみつでも代用可能です。
好みのフレイバーを付けたい人は、お気に入りの精油をまぜたり、レモンピールなどを加えてみるのもおすすめ!
シュガースクラブ(砂糖)
塩じゃなくて、砂糖を使用したボディスクラブです。砂糖は、塩よりもお肌への負担が少なく、敏感肌の人はシュガースクラブの方がおすすめです。
あまり知られていませんが、砂糖には保湿効果もあるんです。つまり、シュガースクラブはピーリング効果と保湿効果の両方が得られるというすぐれものなんです。
基本の作り方
ソルトスクラブの塩を砂糖に変えればいいと思ってください。基本は、砂糖+オイル、1:1で配合します。硬めのスクラブが好きな人は砂糖を多めに、マイルドなテクスチャーが好みの人は砂糖を少なめにしてみてください。
シュガースクラブに使う砂糖は、グラニュー糖が基本ですが、甜菜糖、黒糖などで試してみるのもよいでしょう。オイルも自分の好みに合わせていろいろ試してみてください。
さらにはちみつを加えたり、ミントやコーヒーでフレイバーを付けるのも楽しいですよ。
その他の材料で作るボディスクラブ
そのほかには、つぶつぶ感を出すのに、黒すりごまやオートミールを使ったものです。いずれも、口に入ってもよいものなので、安心です。
これらの材料も基本は好みのオイルと調合します。加えて、米ぬかやヨーグルト、クレイなどを加えて、自分のオリジナルスクラブを作ることもできますよ。
天然素材のボディスクラブを手作りしてお肌ピカピカ
自宅でさっとできて、コストも安く、しかも安心のボディスクラブ。週末のスペシャルケアに、ぜひ試してみてくださいね。