太古の昔から、男性は美人が好きです。
クレオパトラ、楊貴妃、ヘレネ(ギリシャ神話に登場する美女、日本では小野小町ですよね)は、世界三大美女とも呼ばれています。
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美人の人生には恋愛話はつきもので、浮いた話がない美人はこの世にいないでしょう。
しかし、理想的な恋愛をするときに、容姿が良いということが必ずしも成功する条件ではないという意見もあります。
そもそも、理想的な恋愛の定義が人によって異なりますね。
ここでは、恋愛においてお互いに心の底から好き合っていて、二人で幸せな恋愛生活が送れるというのが、恋愛で成功するということとしておきます。
男も女もきれいなものが好きです。
しかし、男女ともに美男美女であればあるほど、恋愛においてハッピーエンドを迎えているかというと、そうでもないような気がします。
女優さんでも、完璧な美少女タイプが人気があるのはもちろんですが、むしろどちらかというと完璧な美人タイプではない女優さんが意外と人気があったりするものです。
代表的な例で言うと、広末涼子さんや多部未華子さん。
人によって美意識が違うので、断言するのは難しいですが、彼女たちは、完璧な美人タイプではありません、と思います。
いわゆる美少女タイプというと、安達祐実さんとか、仲間由紀恵さんなどに軍配が上がると思われます。
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しかし、広末さんも多部さんも、根強いファンを惹きつけます。
彼女たちの魅力は、親しみやすさや、魅力的な表情、声やしぐさなどにあるのではないかと分析しますが、いかがでしょうか。
数学者チームが立ち上げた英語ベースのオンラインデートサイトで、「OKCupid」というサイトがあります。
彼らは数学者らしく、ほぼ10年間にわたり、ユーザーの情報収集をしました。
そうして分析して得られた結果は、「オンライン・デートサイトでは、容姿の良い人がモテるとはかぎらない」ということだそうです。
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むしろ「残念な容姿」の人の方が、有利に傾くとさえ言っています。
それはなぜかというと、美人であればあるほど、アプローチしようとする人は潜在的に競争相手が多いと考えるからだといいます。みんな美人は好きですが、誰も玉砕はしたくないものです。ちょっとイケてないぐらいの容姿の方が、チャンスが大きいのではないかと、人は考えてしまうということです。
恋愛において、美男美女というのは決して成功の条件ではないということが、このことからも分かりますね。
日本でも、昔からよくある議論で、性格がまあまあの絶世の美人と、性格がとてもよくできているブスとは、どちらが多くの男性を惹きつけるかというトピックがあります。
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また、夜の世界を考えてみましょう。お水の世界で、お店で売上ナンバーワンに輝く女性は必ずしも、お店で一番の美人とは限りません。
しかしながら、絶世の美女や美男がいれば、つい見とれてしまうのも事実ですね。
昔から、美人の周りには恋愛や誘惑も多く、美人をめぐって、男性が争うこともあったものです。
いずれにしても、美人の周りに恋愛の半紙が尽きることはありません。逆に言えば、浮ついた恋愛話が美人の条件なのかもしれません。