オリゴ糖は便秘解消のために使っている人も多いと思います。しかし、オリゴ糖を摂取したからと言って、必ずしも便秘が解消されるとは限りません。中には、オリゴ糖が効かないタイプの便秘もあるからです。
オリゴ糖が効かない便秘は、どのようなものなのでしょうか。まとめてみました。
自律神経の乱れによる便秘
オリゴ糖を飲み始めても思ったように便秘が改善されない場合、まずは自律神経の乱れを疑ってみましょう。
いくらオリゴ糖で腸内環境を整えようとしていても、ストレスや疲労、ホルモンバランスの乱れなどで自律神経が乱れ、体内時計がくるってしまうと腸の動きも鈍ってしまうのです。
まずはオリゴ糖を摂取し続け、腸内環境を善玉菌優位の状態に維持し続けてから、腸の動きを正常に機能させましょう。
睡眠不足を解消し、バランスのとれた食事を心がけます。
朝起きたら、軽くでもいいので何か口にしたり、決まった時間にトイレに行くなど習慣づけると腸は動き始めます。さらに、腸を手でマッサージしてあげると腸に刺激がかかり動きやすくなりますよ。
ビフィズス菌の数が足りていない
オリゴ糖はビフィズス菌の餌となり腸内環境を善玉菌優位の状態へと整えてくれますが、あまりにも便秘がひどく腸内環境が悪化していると、ビフィズス菌の数がそもそも足りておらず、いくらオリゴ糖を摂取しても善玉菌が増えなくなってしまいます。
そのためオリゴ糖を摂取しながらビフィズス菌が入ったサプリメントも一緒に取ることで、腸内環境はより効果的に整えることができ、便秘解消に効果が発揮されるはずです。
水分量や腸の内容量が足りていない
いくらオリゴ糖で腸内環境を整えても、便となる材料が不足していては便秘は解消されません。
過激なダイエットや偏った食生活を続けていると、腸内のカサは増えず、便秘はいつまでも解消できません。
食物繊維を多くとることを意識しながら、バランスのいい食事を心がけましょう。
また水分量が少ないのも便秘が続く原因の一つです。ジュースやコーヒー、お酒などでは水分補給はできませんので、ノンカフェインのハーブティーやお水を飲んで、腸内の便を柔らかくスムーズに排出できるようにしましょう。