うまく言葉が伝えられない1歳児は自分の状態もなかなか話して伝えられず、ママがしっかり見ておかないと便秘も悪化してしまいます。
また毎日出ているからといって安心せずに、うんちの固さや量なども見ておくことが大切です。
そして今回は1歳児が便秘になってしまった時の対処法やオリゴ糖やマルツエキスの違いなどについて調べてみました。
1歳児が便秘になる理由とは?
1歳になると食事も徐々に固形食に代わり水分量も減ってきます。
また好き嫌いも出てくるので野菜不足になりやすい時期でもあります。
日々の運動不足も腸の動きを鈍くさせる原因となります。
そもそも1歳児はまだまだ筋力が少なく思うように力めないため、便がたまって固くなってしまったことも排便を困難にさせる要因になってしまっています。
1歳児におすすめの便秘対処法
1.おなかマッサージ
まずはおなかのマッサージを試してみましょう。
おへそを中心にのの字を書くようにして肌が少し白くなるくらいの強さで刺激しながらやさしくマッサージしていきます。
2.綿棒浣腸
綿棒をお尻の穴に入れ、直腸を刺激することで排便を促します。
癖になることもなく、痛みも感じないので負担が少ない方法です。
綿棒は大人用の綿棒を使って行いましょう。
3.浣腸
便を柔らかくし、腸の動きを活発にしていくことができます。
即効性があり、固くなった便を排出することでその後の排便もスムーズにしていくことができます。
便秘の症状がつらくすぐに改善したい場合には使用しましょう。
オリゴ糖とマルツエキスの違いって何?
赤ちゃんの便秘対策として使用されるオリゴ糖とマルツエキスはともに高い便秘対策効果があります。
オリゴ糖は食品に含まれている糖で、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖など様々な種類があります。
オリゴ糖は腸内の善玉菌の餌となり数を増やして腸内環境を改善し、便秘を解消します。
ただしオリゴ糖をとり過ぎるとおなかが緩くなることがあるので、1歳児には正しい量を摂取させましょう。
マルツエキスはさつまいものでんぷん質を酵素分解した麦芽糖が主成分です。マルツエキスもオリゴ糖と同様に腸内環境を改善し、便秘を解消します。
どちらも天然成分でできているものの、オリゴ糖は様々な種類が販売されており、その中から赤ちゃんでも安心して食べられる安全なものを選ぶ必要があります。
またオリゴ糖は食品、マルツエキスは薬に分類されるところも大きな違いです。
そしてどちらも糖分からできているので赤ちゃんに与えた後はいつも以上に歯磨きをして虫歯予防を行いましょう。