食生活の乱れや生活習慣の変化、ストレスなどの影響により便秘に悩む方も多くなっています。
そんな時に効果的といわれている代表的な食べ物が、ビフィズス菌とオリゴ糖です。
便秘対策のために、積極的に摂取している方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際ビフィズス菌とオリゴ糖はどちらが効果的なのでしょう?
今回は、便秘対策にビフィズス菌とオリゴ糖のどちらが効果的なのか調べてみました。
ビフィズス菌の便秘対策への効果
腸内には善玉菌と悪玉菌が存在し、それぞれの占める割合の多さによって、日々腸内環境は変化しています。
しかし、悪玉菌は油っぽいものや甘いものを好むため、食生活の乱れや生活習慣の乱れにより数を増やし、腸内環境は悪化してしまいます。
腸内環境が悪化することによって便秘がちになり、便秘薬に頼るようになったり、肌荒れやダイエットにも影響を及ぼしていくのです。
そんなときにビフィズス菌を摂取すれば、善玉菌の数を効果的に増やすことができ、腸内環境を整えて便秘を無理なく解消していくことができます。
ただし、ビフィズス菌の数が少なければ正しい効果を実感することができないので、ヨーグルトや発酵食品、甘酒などしっかりビフィズス菌が入っているもの、またはサプリメントなどを摂取していきましょう。
オリゴ糖の便秘対策への効果
オリゴ糖は善玉菌の餌となり、その数を効果的に増やし、腸内環境を整えて便秘を解消してくれます。
オリゴ糖の種類は約20種類とされており、その中でも便秘に効果的なのは難消化性オリゴ糖で、消化されずに腸まで届くことができます。
だからこそ、腸内にある善玉菌にもきちんと届き、効果を発揮していくことができるのです。
ビフィズス菌とオリゴ糖はどちらが便秘対策へ効果的?
ビフィズス菌もオリゴ糖も、どちらも腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで体質から便秘を改善してくれるため、痛みもなくスムーズな排便を促してくれます。
しかし、オリゴ糖のほうが個人差はあるものの、摂取してすぐに効果を実感しやすという声も上がっています。
便が柔らかくなり、いつもトイレに行くのがつらく感じていた方も、楽に排便ができるとのことでした。
また、オリゴ糖は砂糖の代わりとして使うことができるので、コーヒーに混ぜたり、料理の甘みとして使ったりと、毎日の食事に取り入れやすいメリットもあります。
もちろん、ビフィズス菌とオリゴ糖を併用して使うことが相乗効果で一番効果的ですが、まずは簡単に取り入れやすいオリゴ糖から試してみてもいかもしれないですね。