健康な体を維持するのに欠かせない腸内環境の正常化。腸内に良いものといえば、乳酸菌を含んだ乳製品を思い浮かべる人も多いかと思いますが、ちょっと待って! もしも牛乳アレルギーだった場合、乳製品の摂取は絶対NGですよね?
では、牛乳アレルギーの人は腸内環境を整えることができないのかというと、そんなことはありません。今回は牛乳アレルギーの人でもできる腸内環境を整える方法をお教えします。
理想の腸内環境とは?
健康番組などでもよく聞く“腸内環境”というワード。でも、実際にどんな状態の腸内環境が理想なのでしょうか?
まずは腸内の様子を見てみましょう。腸の中には善玉菌、悪玉菌、日和見菌という3種類の菌が住んでいます。腸内環境が整っているといわれる状態は、これらの菌のうち、善玉菌の数が多い状態をいいます。
つまり、腸内環境を整えたい人は善玉菌を増やすことが肝心なんですね!
善玉菌の増やし方
では、善玉菌を増やすにはどうしたらよいのでしょうか? そこで真っ先に思い浮かぶのが、善玉菌である乳酸菌、ビフィズス菌を摂取する方法。
乳酸菌やビフィズス菌を含んだ商品といえば、牛乳などの乳製品ですね。
でも、牛乳アレルギーの症状を持っている人は乳製品を摂取することができないので、乳酸菌やビフィズス菌を摂取するという腸内環境の整え方はおすすめできません。
牛乳アレルギーの人でもできるオリゴ糖による腸内環境改善
そこで救世主・オリゴ糖の登場です。オリゴ糖は、善玉菌ではなく、善玉菌のエサとなる成分です。良質なエサが腸内にあれば、善玉菌は活発に活動し、その量も増えていくというわけ。
オリゴ糖は、もちろん牛乳アレルギーの人でも安心して取ることができます。
オリゴ糖を白砂糖の代わりに調理に使ったり、コーヒーに入れたりして摂取するのも良いですし、サプリメントタイプのもので直接摂取してもOK。“糖”とついているので、カロリーが心配……という人、大丈夫ですよ!
実はオリゴ糖は白砂糖よりもカロリーが低いんです。これなら日常的に摂取しても安心なんですよ。
牛乳アレルギーの人にもおすすめなオリゴ糖
腸内環境を整えることは健康への第一歩。牛乳アレルギーの人は、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌を摂取するのではなく、善玉菌のエサとなるオリゴ糖の摂取がおすすめです。毎日の生活にオリゴ糖を取り入れて、あなたも今日から健やかな腸内環境を目指しましょう!