女性を日々悩ませるしつこいツマリやどんより感。なかなか改善されなかったり、治ったと思ったらまたなったりして困りものですよね。どんよりの原因は腸内環境の不具合。それを整えるためには、オリゴ糖が効果的だと言われています。
今回は、そんなオリゴ糖のスッキリ効果についてご紹介したいと思います。
オリゴ糖って何?
オリゴ糖とは、単糖(ブドウ糖や果糖などのようにそれ以上分解できない糖)が数個結合したもののことを指します。その結合の数によって、二糖類、三糖類、四糖類などがあります。
その名前はギリシア語で少ないという意味の「オリゴ」に由来し、小糖類と呼ばれることもあります。100年以上前からその効能に着目され、様々な研究を経て現在では様々なオリゴ糖が発見されています。
どういう役目があるの?
オリゴ糖は胃や小腸で消化・吸収されずに大腸まで達し、そこで腸内環境を整えるビフィズス菌のエサとなります。
善玉菌であるビフィズス菌はオリゴ糖のサポートを受け、腸内の腐敗産物を出来るだけ作らせないようにしたり、腸の運動を促したり、免疫力を高めたりします。結果、腸がきれいになり、どんより感が解消されて「スッキリ!」というわけなのです。
オリゴ糖じゃなきゃだめなの?
腸内環境を整える善玉菌のエサは、もちろん他にもたくさん存在します。腸内の細菌は様々なエサを活動源に働いています。ですが、多くの糖類は腸に届く前に消化されてしまうのです。つまり、そもそも腸に届かないのでエサとしての役割をうまく果たせないのです。
それに対してオリゴ糖は、単糖がいくつかつながった形をしているので体に吸収されにくく、腸まで届き自らエサとなることが出来ます。このような特性を踏まえると、スッキリ対策にはオリゴ糖が適していると言えそうです。
摂り過ぎは禁物!
このように腸内環境に対して非常に役立つオリゴ糖ですが、摂り過ぎは禁物です。
体に吸収されにくいという特性から分かるようにあまり消化がよくないので、必要以上に摂取すると、逆にお腹の調子を壊してしまうこともあります。ビフィズス菌のエサとして必要な量だけ取れば、あとは自動的に環境を整えてくれるのです。
カイテキオリゴで毎日スッキリ!
いかがだったでしょうか。オリゴ糖は自ら善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えるサポートをしてくれます。私たちの体の働きを、自然に活発化してくれるのですね。
どんよりがなかなか解消されない時には、オリゴ糖も選択肢の一つとして考えてみてはいかがですか?