気温が高くなると汗をかくので、「夏は痩せやすい」と勘違いしている人がいます。でも夏は基礎代謝が落ちやすく、太りやすくなる言われています。夏のダイエットはどうして痩せにくいのか、夏ダイエットに成功するための7か条を紹介します。
夏ダイエットで効果がでない理由
夏は気温が高くて汗をかきます。でも汗をかくからと言って痩せるわけではないんです。冬は寒いので身体が自然に熱を作って身体を温めようとします。しかし、体内で熱を作る必要もありません。
また、汗をかくのが嫌で運送する量も自然と減ったりしますよね。ついクーラーの効いた部屋でごろごろしていたりしませんか。夏は基本的に運動不足になりやすいんです。運動不足になると、筋肉が減り、身体の基礎代謝が下がります。
このため、脂肪を燃焼しにくくなり、太りやすくなるというわけなんです。
夏ダイエットに成功するための7か条
痩せにくいとっても夏だからそこスリムボディを手に入れて、夏のファッションを楽しみたいですよね。成功しにくいと言われる夏のダイエットに成功するためのコツをまとめました。
1.冷たいものばかり飲んだり食べたりしない
冷たい飲み物や食べ物ばかり食べていると、身体の体温を下げてしまいます。体温が下がると、基礎代謝が落ち、疲れやすくなったりします。暑くて食欲があまりない時でも、冷たいものばかり取るのは控えましょう。
2.一日に一回は外でしっかり汗をかく
夏は外で少し散歩しただけでも、汗をかいたりします。汗をかくのが嫌で、運動不足になりがちですよね。でも、汗をかきやすい季節だからこそ、外で軽い運動をしてしっかっり汗をかくようにしてみましょう。
運動で汗をかく分だけ、ダイエット効果があると思えば続けられると思いますよ。運動はウォーキングなどの軽いもので十分です。とにかくしっかり汗をかくこと。そして汗をかいた後は、シャワーなどでスッキリしましょう。
3.良質のたんぱく質を適量とる
夏は食欲が落ちます。そのため、柔らかくて食べやすい食品ばかり取ってしまいがちです。しかし、健康的に痩せるには栄養バランスのとれた食事が大切です。
特にダイエット中は肌荒れなどのトラブルも起こしやすくなります。新しい肌組織を作るにはたんぱく質が必要なので、意識して適量のたんぱく質をとるようにしましょう。脂肪分の少ない、鶏肉や大豆などが特にオススメです。
4.食欲がない時は野菜ジュースやスムージー
夏は食事の量が減ることによって、腸内環境が乱れ、便秘になりがちです。食欲がない時には手作りの野菜ジュースやスムージーなどを利用して、食物繊維をしっかりとるようにします。便秘はむくみの原因にもなりますので、ダイエットの効果が激減します。
5.2日に1度は入浴(半身浴)して体温を上げる
暑い時にはお風呂に入る回数も減ってしまうという人がいます。でも、入浴することは身体の体温を上げ、基礎代謝を高く保ってくれる効果があります。また、寝つきが良くなるという効果もあります。
特に夏場はエアコンで身体が冷えてしまいがちなので、2日に1回はゆっくり入浴して、身体の体温をあげるようにしましょう。ぬるま湯に20分ほどつかる半身浴がオススメです。好みのアロマなどを利用すれば、リラックス効果も得られます。
6.質の良い睡眠をとる
夏になると、夜になっても寝苦しいときがありますね。睡眠不足は、目の下のクマなどの肌トラブルを招くだけでなく、身体を疲れやすくします。よく眠れない日が続くと、昼間でもついエアコンの下でゴロゴロしてしまいがちです。
また新しい肌細胞は夜眠っている間に作られますので、長く眠るというよりも熟睡することが大切です。エアコンや扇風機をうまく調節して、夏の寝苦しい時でも、熟睡できるような工夫をしましょう。
7.クーラーのきいた部屋では自分で温度調節
エアコンによる身体の冷え過ぎが基礎代謝を落とす要因となっています。でも、オフィスや公共の場所では、エアコンの調節が自分でできません。そんな場合は、ひざ掛けなどを利用して、自分で体温調節できるようにしておきます。
今すぐ痩せたい人は置き換えダイエットも
夏のダイエットのやりすぎは体調をくずす原因になります。ですから、健康的に痩せることを気を付けたいですね。それでも、早くダイエット効果を得たいという人は、置き換えダイエットがオススメです。
ダイエット食品として、研究されたドリンクやスムージーを利用すれば、バランスよく痩せることができます。モデルさんでも、ショーの前には置き換えダイエットで即効ダイエットを行うという人もいます。
でも、くれぐれも無理のないように、体調と相談しながら行いましょう。