うんちは健康状態を表すバロメーターです。
赤ちゃんが毎日安心して過ごすことができるように、うんちをしっかり観察し、赤ちゃんの健康状態を把握することが、赤ちゃんの体調管理をする上で最も大切なことです。
赤ちゃんの健康状態をうんちの色や形、頻度で見分ける方法を紹介します。
赤ちゃんの健康なうんちの見分け方
月齢や離乳食によって、うんちの状態や回数は変化します。
日頃からおむつ替えのたびにうんちを観察し、体調不良のときに適切な対応ができるように、正常なうんちを知り、理解しておくことが大切です。
赤ちゃんのうんちの色や形
赤ちゃんのうんちは、月齢や離乳食によって色や形が異なります。月齢別の健康なうんちをしっかり把握しておくことが大切です。
新生児は黒くて緑っぽい色のうんちが多く、成長してくると黒っぽい色から黄色っぽい色のうんちに変化していきます。
これらの色は安心できる色ですが、心配されるうんちの色は「赤色」「黒色」「白色」で要注意です。うんちや赤ちゃんの様子がいつもと違うと思ったら、小児科で診てもらいましょう。
赤ちゃんのうんちの臭い
新生児のうんちは無臭ですが、しばらくすると酸っぱい臭いのうんちをするようになります。
白っぽいうんちをして、酸っぱいニオイがしたときはロタウィルスなどに感染している可能性があります。
黄色がかった白っぽいうんちでも健康で問題のないこともありますが、ロタウィルスと間違えやすいので注意が必要です。
赤ちゃんのうんちの回数と量
新生児は1日10回前後、うんちをします。
母乳はミルクに比べて消化が良いので、母乳の赤ちゃんの方が、うんちの回数が多い傾向にあります。
1日に何度もうんちをする赤ちゃんは、1回あたりの量は毎回ごく少量です。
1日に1回程度しかうんちをしない赤ちゃんは回数が少ない分、一度にたくさん出ることが多いです。
うんちで赤ちゃんの健康状態を把握しよう
うんちは、色・形・臭い・回数や量などから、病気や便秘、母乳やミルクの量など、赤ちゃんの健康状態を知ることができる大切な役割をしています。
毎回のうんちを観察して、赤ちゃんが常に健康でいられるようにしてあげましょう。もし、「おかしいな」といううんちが続いたら、小児科で診てもらうと安心ですよ。
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